エイジハラスメント
ご注意
ここではフツウの記事ではなく、あくまで杉本哲太視点である。杉本哲太の魅力をお伝えするだけである。
細かいストーリーや他の人物の背景が知りたい場合は本編を見るか、マトモな感想ブログに行ってくれ!
エイジハラスメント(杉本哲太視点)全9話
ストーリー★★★☆☆
出番★★★☆☆
善悪/善
雰囲気/癒し系
現代のハラスメント問題を非常に誇張したドラマ。誇張してはいるが、結局の所、日本企業の本心はこうだろう。
感想を見ていると「心が痛くて見てられない」人もいるようだ。が、筆者は全部笑えた。ハラスメント側も、訴える側の気持ちもそれなりの理由がある。
恐らくだが昭和に片足突っ込んでるような人間が一番笑いながら見れるのではないかと感じる(どちらの言い分も極端ではあるがわかるから)生まれた時代や自分の職場での立ち位置によって受け取り方が違うように思えた。
途中、女絡みの話になってしまうのが残念。このドラマに恋愛要素はあんまり必要ない。かなり蛇足に思えた。いっそ振り切って成敗するだけでは駄目だったのだろうか。変にオトナ向けの演出が少し不快に感じるかもしれない。主人公も欲求のある人間である部分を表したかったのかもしれないが。
伊倉正雄(杉本哲太)の話
あだ名は「部長のサンドバッグ」
草食竜のようにおっとりしていてなんだか頼りないおっさん。ハラスメントはしないし、成敗されない。良くも悪くも目立たずに万年、平社員のような男。時に主人公の相談にのったり、アドバイスをくれる。出番はそこそこに出ていて、毎回ちゃんと生存確認もできるありがたいキャラ。決してかっこいいキャラではなく特に報われることないおっさんなのでそこだけ注意。
※細かいこともするし巨体を生かして重い物持ったりもしてくれるよ。(だけど病弱)
※よく怒られたりする
哲太ファンとして見るべき所は第5話。
伊倉正雄は高卒で昔はバリバリの鉄鋼課勤務だったが、病気になり1年間の療養の後は鉄鋼課に戻る事は叶わず、復帰は総務課(たらい回されたかもしれない)いわば病気・療養によりお荷物扱いという話が本人とその同僚から聞ける。
※「タフネゴシエーターで狙った獲物は絶対モノにした」
※そんな言い訳は聞きたくない!(デスクをダン)
※お前、プロ根性見せてみろ!
※飯場に泊まり込んで酒も飲む
二度と出ない逸材。雄の中の雄。獅子の如くプライドを形成してた(筆者がだいぶ盛ってます)
たった数秒のシーンだが、強そうな黒(い)伊倉さんが見れる。
彼自身も生死を彷徨った経験から考え方が変わり、ジャンジャンバリバリでガンガンだった性格から悟りを開いたかのように優しい性格に。もしかしたら今も元気だったら周りと同じくハラスメント野郎だったかもしれない。そういう意味では彼は病気というヘヴィな状況をもって成敗されていたのだろうか。
ちなみに何の病気かは明かされない。が、生死を彷徨うレベルらしいのでかなりヤバかった様である。
今は、生きてるだけで有難く、何があっても人生が楽しいそうだ。
腹が立っても伊倉さんを見て癒されよう。
ああ、私も伊倉正雄になりたい。